第二ボタンとファーストキス

公開日: : 最終更新日:2016/02/22 いろんなこと

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もうすぐ卒業のシーズンですね。私は毎年この時期になると、中学2年生の3月を思い出します。

当時一つ年上の先輩と付き合っていた私。家が近所で、小学生の頃から仲が良く、中学生に上がり、お互いが意識するようになって付き合い始めました。

ただ、野球部の彼と吹奏楽部の私、朝も帰りも時間は全く違うし、学校での接点は全くありませんでした。本当にたまに、すれ違ったり、見かけることはありましたが、恥ずかしくて周りに付き合っていることを内緒にしたいとお願いしていたので、話すことはなく、目が合う程度でした。(それが2人だけの秘密みたいで嬉しくもありましたが)

高校も地元から通えるところだったので、遠距離になるわけではありませんでしたが、やっぱり卒業式当日はものすごく寂しかったのを覚えています。校門から出て行く先輩方を、吹奏楽部の演奏で送り出すのが恒例でした。演奏しながら、友達と笑いながら歩いて行く彼を見て泣きそうになりました。

付き合っていることは内緒でしたし、私も楽器などの片付けがあったので、卒業生と、ましてや彼と話す機会なんてありませんでした。何にも約束したわけではないけれど、第二ボタン、誰かにあげたりしていないと良いなぁ、とぼんやり思いながら卒業式を終えました。

後日、初めて彼の家に遊びに行くと、真新しい高校の制服と中学の制服が二つ並んで掛けられていました。ボタンは綺麗に並んで付けられたまま。ほっと胸を撫で下ろしつつも、なかなか欲しいとは言い出せず、そのまま帰らなければいけない時間になってしまいました。

私もその頃には忘れていて、帰ろうと部屋のドアノブに手を掛けた時、待って、と引き止められました。振り返ると間近に彼の顔。キスをしたのはそれが初めてでした。そして私の手に何か握らせると、貰って、と言いました。手の中には第二ボタン。(後から聞いた話では、貰って欲しいと思っていたし、欲しそうなのがわかっていたそうです。)

ファーストキスも第二ボタンも、ずっと忘れられない思い出です。第二ボタンは今でも机の引き出しの箱の中にしまってあります。

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